五月十八日(日)午前十時より毎年恒例の支院の大掃除が行われました。
爽やかな初夏の日差しが心地よい最高の掃除日和となりました。
各地区の自治会でも、あちこちで清掃活動が行われていました。
今回は十五名の参加者で行われました。
他支院より二名の方も応援に駆けつけて下さいました。
先ず宝前でお題目を三唱してその後、実行委員長から清掃奉仕の
予定について説明を聞き作業に取りかかりました。
今回は水廻りを重点的にとの指示で蛍光灯、網戸、窓ガラス、椅子、
床マットの洗浄などを行いました。男性方は高い所での作業が多く大変です。
蛍光灯の掃除に「歳を感じるわぁ」と言いながら慎重に頑張って下さいました。
男性の方が各部屋の網戸を外して外に運んでこられたのを女性軍が刷毛に
洗剤をつけてやさしく洗い流していきます。
日差しがきつくて、紫外線を気にしながらの作業に汗が顔を伝って流れます。
腰のだるさを感じつつも、必死に無言で手を動かしておられました。
時折シャワーが虹となって現れて癒しを与えてもらっているかのようでした。
境内の外壁には、すっかり綺麗になった網戸がずらりと並び太陽の光をあびていました。
午前中の作業は終わり昼食の時間となりました。
昼食は美味しいコロッケがついてくる定番の「うどん定食」を頂きました。
食後にはコーヒーなどを頂き一服してから午後の作業に取りかかりました。
網戸の取り付け、ガラス窓の掃除に、しつこい汚れの床マットや
椅子の汚れは最新の洗浄機器「スチームクリーナー」と洗剤との併用で
汚れ落としの効果は絶大でした。日頃、手の届いていない所の拭き掃除なども
皆さんが一丸となって、ひと息つく間もなく各自が積極的に動かれて、
午後三時すぎには庫裡も含めて、すべての掃除を終了することができました。
皆さんの顔は、さすがにお疲れの様子が伺えます。
最後に皆さんでお茶を頂きました。また信者さんから元気の出る栄養ドリンクの
差し入れもあり有り難く頂戴致しました。
終わってみると、蛍光灯の光も明るく、まぶしく感じる中、皆で頑張り
美しくなった達成感でお茶が一段と美味しく感じられました。
皆さんの顔にも疲れは見えず喜びの笑顔がもどっています。
今日一日で半年間の埃や汚れや垢を落とし、事故もなく徳積みを
積ませて頂く事ができました。山首上人様をはじめ先師のご守護の賜と
感謝致しました。有難うございました。又ご奉仕頂きました皆様、
本当にお疲れさまでした。明るくきれいなお寺で参詣者の皆さんに
喜んで頂ける御奉仕ができた事を喜び合いました。
これからも一層、喜びを集める徳積みに日々精進して行きたいと思いました。
(通信員)